2016年03月23日

尾鷲グループ3月例会

3月22日(火)19:00から尾鷲商工会議所にて、尾鷲グループ3月例会を開催しました。今回は尾鷲税務署 署長 鈴木房芳氏を講師に迎え、『税務行政の現状』をテーマにご講演いただきました。
鈴木氏からは、まず税務署を管轄する国税庁の役割について@税の適正かつ公平な賦課及び徴収の実現、A酒類業の健全な発達、B税理士業務の適正な運営の確保を図ることを任務とする3つの大きな役割があり、税制の企画・法制化を行う主税局との違いや、税務署が行う調査についても担当者が2名1組で行う特別調査と担当者が主に1人で行う一般調査があることをご説明いただきました。この調査は映画やテレビなどでも知られる査察とも異なり、査察は国税局の査察部が行い、告発し裁判にかけることを目的に行われるという違いについてもお話しいただきました。
税務調査は手続き上の不備をはじめ悪質な事案についての是正を図るとともに、恣意的な申告に対するけん制効果を狙いとして実施されており、鈴木氏がこれまで携わってこられた調査事案の事例を交えて調査のあり方や留意すべき点などを解説いただくとともに、調査員に対しては調査の過程において経営者との会話を重視した指導をされており、経営者の背景や事業への想い、業界ごとにある習慣やルールを知ることが調査する側として理解に努めることが紹介されました。
質疑の中では参加者より様々なケースについての質問にもお答えいただき、その中で尾鷲地域の黒字企業割合が名古屋国税局管内でトップであることや最近では国際取引に絡む調査に重点を置いて取り組まれていることなどもお話しいただきました。
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2016年01月27日

尾鷲グループ1月例会

1月26日(火)19:00から尾鷲グループ1月例会を尾鷲商工会議所会議室にて開催しました。
今回の例会は、北勢支部会員の一般社団法人事業と継承の駆け込み寺 代表理事 伊藤 隆氏に「時代の局面における起承転結」〜40年トレンド説で見る、日本の行く末〜をテーマにご講演いただきました。
今回は伊藤氏の著書にもある40年ごとに歴史の流れが大きく変わるとともに、80年後に同じ社会的現象が現れるという40年トレンド説の仮説に基づく予見を検証しながら、これからの日本の行く末について考え、来るべき時代を生き残るための行動を起こすことの重要性についてお話しいただきました。
明治維新以後、日本は40年周期で山と谷のトレンド転換が起きていることと、変化の40年を10年単位で起承転結の4つの局面で変化を捉え、その時代時代での出来事を検証するとまさに80年前に起きたことが繰り返し起きており、潮流の類似性が確認されました。そしてこの周期トレンドからみると、日本はいま2028年まで谷に向かっている局面にあります。
情勢分析・認識は経営を考える上で重要な要素であり、その上で理念の実現を図るためのビジョンや戦略・目標を確立することが大切です。40年トレンドの中でも山に向かう潮流の時は、国としての理念や目標が明確化された時が起点となっています。トレンドにかかわらず、企業として存続発展していけるよう最善の行動をとることが経営者の責任であり、未来は行動によって変えることができることを改めて考える機会となった例会になりました。
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2015年10月29日

尾鷲グループ10月例会

10月28日(水)19:00より、尾鷲商工会議所にて尾鷲グループ10月例会を開催しました。
今回は、尾鷲商工会議所専務理事の村田浩子氏と事務局長の世古克人氏の両氏より「インターンシップの成果から見えたもの」〜そこから見えた尾鷲地域と産業の課題〜をテーマに尾鷲商工会議所で取り組まれているインターンシップの経緯と成果を中心にお話しいただきました。
尾鷲商工会議所では、平成20年より若者の人財流出に対する歯止め政策の一環として地元高校と連携しインターンシップ事業をスタートされ、現在では大学生の長期型インターンシップと合わせて取り組みをすすめてみえます。地域企業においても地元の人財採用のニーズは高く、若者が地元に定着することは地域存続の視点からも重要な課題という視点から産官学の連携のもと始められました。しかし地元の企業を知らない先生方や発信力の弱い企業と学生の参加意識など取組を進める上での課題も露わになりました。
こうした課題に対して商工会議所(事務局)が中心となり、学生には夢は非現実的なものとして諦めてしまっている子が多い中、実現可能な選択肢として捉え、叶えるためにチャレンジすることを後押しし、企業においてはヒアリングを行ない、それぞれの課題を抽出整理するとともに、若者に向けた企業の強みや魅力を発信することサポートする。また学校や先生方に対しても継続してインターンシップ事業を継続することの意義や地元企業のPR活動を行ない、地域全体で取り組むインターンシップ事業となるよう尽力されています。
最後に村田氏から、これまでの取組を通じて当事者だけでなく地域にいるすべての人や企業の姿勢が一体となり、「人としっかりと向き合う」姿勢をもつことが大切であるとお話しいただきました。
地域における人財流出は大きな問題となっています。若者の地域への定着化を図る上で、今回お話しいただいた尾鷲商工会議所で取り組まれているインターンシップ事業は、地域を巻き込んでその課題と向き合う事例として学ぶところが多く、また企業として若者が働ける場所を創るために中小企業が担う役割の大きさを再確認できました。
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2015年09月26日

尾鷲グループ9月例会

9月25日(金)19時から尾鷲商工会議所にて尾鷲グループ9月例会を開催しました。
今回は報告者に、おおしま家大工店(株)代表取締役の大嶋健吾氏を迎え、『技術は古式伝統、人と企業は革新性』〜先人に学び、自社の差別化を図る〜をテーマにお話しいただきました。
かつては船大工・宮大工・城大工など様々な◯◯大工が存在したが、今はそのほとんどが消滅してしまっている中で、家大工として古来の伝統技術を継承し、日本家屋住宅の建築をされている大嶋氏。天然素材を使用した日本家屋だけてなく、古民家のリノベーションにも取り組まれています。
伝統技術を活かし、自社でしかできない建築を追求して差別化を図るとともに、高校生のインターンシップ受け入れにも積極的に取り組まれ次代の担い手の育成にも注力されています。特にご自身の修業時代のように「技術は見て盗め」では育てられないため、辞めない環境づくりと小さな仕事から完成させる喜びを体感させること、そして2年目には後輩をつけることで自分の成長を確認できる仕組みを作り、定着化と技術継承を図られています。またその一方で若い職人が夢の持てる会社であるべく、経営者としての人間的成長と組織の変革に取り組まれています。
日本家屋だけでなく、古き良き日本の風習や習慣・文化を今に残すことを自身のミッションとして掲げ、古民家再生と空き家問題が深刻化する地域の再生に情熱を燃やされている大嶋氏の活動は、座右の銘とされている『温故知新』の姿勢を体現されていると感じました。

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2015年07月29日

尾鷲グループ7月例会

7月28日(火)19:00より尾鷲商工会議所にて尾鷲グループ7月例会を開催しました。
今回は尾鷲商工会議所と共催し、来年5月26日・27日に開催される伊勢志摩サミットを機に東紀州地域での経済効果をいかに高めるかを考える機会として、伊勢志摩サミット推進局局長 西城昭二氏を講師に迎え、ご講演いただきました。
西城局長からはG7サミットの歴史とテーマをはじめ前回開催地洞爺湖の取組事例や開催後の地域の様子や三重県としての今後の取組・サミット推進局の体制などについてお話しいただきました。
三重県ではサミット開催にあたり、@県内全域に効果を波及すること、Aその効果を一過性に終わらせることなく継続性を持たせることをミッションとして、県内外での各種イベントや海外プレスツアーでの三重県全体の情報発信や配偶者プログラムやジュニアサミットなどを通じて国際交流を推進する準備をすすめてみえます。
国際会議のため公式行事など国が決定する部分と開催県として動ける部分を精査し、三重県として動ける部分から随時情報を発信して取り組みを進めていく方針であることを説明いただきました。
また講演後のグループ討論では、サミット開催による二次的効果を自社に繋げていくことやサミットを契機に姉妹都市とも新しい活動をつくるプランや東紀州全体としてまとまった組織をつくり、積極的な情報発信とサミットを絡めた企画づくりなどの意見が挙げられました。
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