2017年08月30日

尾鷲グループ8月例会

8月29日(火)19:00より尾鷲商工会議所にて尾鷲グループ8月例会を開催しました。今回は三重県尾鷲農林水産事務所 所長 太田憲明氏を講師にお招きし、『職場づくりから人口減対策』〜未来への挑戦〜をテーマにご講演いただきました。
地域の産業や特性と人口動態を確認した上で、人口減少が昔からの土地では低く、新たな産業によって興った住宅地域で大きく減少している特徴が紹介されました。また尾鷲農林水産事務所の組織及び取組活動を含め、農業・水産業・林業それぞれの分野における地域としてのモデルケースを事例として紹介していただきました。いずれの事例も地域で若者が働く職場づくりが定住化を促し、地域内流通が生まれ、新たなニーズや付加価値のある商品・サービスの掘り起こしにつながっており、その地域自体の活性化が図られています。
太田所長は、三重地方創生コンソーシアムや東紀州若者応援ネットワーク(仮称)、一般社団法人未来の大人応援プロジェクトなど地域の若者を対象とした活動にも取り組まれており、若者にいろいろな働き方や地域の魅力ある企業を伝えるとともに、地域における働く場の確保するために大人や企業の啓蒙促進と支援活動を行ってみえます。
これらの活動を通じて、若者に対して地域の魅力や仕事にいかに目を向かせ、それぞれの仕事の魅力をいかに伝えていくかが重要なポイントであることをお話しいただきました。そしてこの点は企業が人材を確保していく上でも共通した課題であり、しっかりとした経営計画と助け合い人が育つ組織づくりが必要であることが確認された例会となりました。
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2017年06月22日

尾鷲グループ6月例会

6月20日(火)19:00より尾鷲商工会議所にて尾鷲グループ6月例会を開催しました。今回講師に11日の尾鷲市長選挙に当選された加藤千速新市長をお招きし、「次期尾鷲市長の想い」をテーマに講演いただきました。
いまの人口から将来的に減少することは避けられない現実とした上で、現在の尾鷲市が抱える財政問題を立て直すことが最大の課題であるとし、克服に向けて果敢なチャレンジと決断が必要であること、また自らが率先して行動していくこと決意としてお話しいただきました。
これまでの経験また経営に携わってこられた中で得られた知識を活かし、再生に向けた具体的なビジョンについて説明されました。ビジョンの柱にはは地場産業の再生が不可欠とし、特に水産分野に力点をおいて港の整備や担い手育成、付加価値の創造とブランド化とPRに取り組むことを掲げられました。また市の中核施設である火力発電所の活用再生は尾鷲の浮沈にかかわる問題と位置づけ、市民運動として中部電力と折衝にあたることが挙げられました。また市民の命を守る病院や災害に対する対策など多岐にわたっての施策・ビジョンをお話しいただきました。
講演後のディスカッションでは、尾鷲が変わるチャンス(潮目)であり、この機を逃すと今後20年は来ないと加藤新市長体制での地域再生と変革を支援し、協力して取り組む前向きな意見が多く交わされました。
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2017年05月10日

尾鷲グループ5月例会

5月9日(火)19:00より尾鷲商工会議所にて尾鷲グループ5月例会を開催しました。
今回は講師に有限会社北村商店 代表取締役 北村豪氏をお招きし、「尾鷲の水産業と有限会社北村商店の歴史」をテーマに、3代目を引き継ぐまでのご自身の歩みと祖母方の家から始まった自社の歴史と変遷を第1部とし、尾鷲の水産業の現状と課題点、これからの自分の役割を第2部としてお話しいただきました。
北村氏が「人は1秒で変わる」と言われた通り、それまでどこか受動的なスタンスだった仕事に対して、26歳での転機をきっかけに行動が一変し、自社の市場開拓を自らが率先して推し進め、次々と新たな取引先や商品を拡げていかれました。30代前半までは自社の成長に注力し、まい進されてきました。
そしてその頃から地元水産業で組織される組合活動にも参画し役務を担うようになり、自社だけの立ち位置だけでなく地域産業の担い手としての立場からの目線と思考が芽生え、業界の課題や問題点についても改革の取組をすすめてこられました。
30代40代は若手といわれるが、フランスでは30代の大統領が生まれ、銀行でも30代の支店長が活躍する時代になっている。本来であれば自分を含めこれからの時代を担うこれらの世代がもっと活躍する場に出ないといけない。いまだに自分の親世代が中心の尾鷲の水産業の現状を変えていきたいと熱い思いを語っていただきました。
講演後のディスカッションでは、人が変わるときは一瞬。そのきっかけには夢が持てるかということが大きな要因であり、そうした夢が持てる組織や実現を目指せる仕組みが会社においても重要であることが話し合われました。
また北村氏からは講演とディスカッションを通じて自分自身のやるべきことが整理でき、自分の夢や想いを周りの同世代や下の世代に伝えて新しい動きをつくっていく新しい目標ができたとお話しいただきました。
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2017年03月23日

尾鷲グループ3月例会

3月22日(水)19:00より尾鷲市にある三木浦ゲストハウスにて尾鷲グループ3月例会を開催しました。今回は三木浦ゲストハウスを運営されている三木浦元気プロジェクト実行委員会 代表 弓削 猛氏より「東紀州に魅せられて」をテーマにお話しいただきました。
デザイン学校を卒業後、100フィートを越える大型のラグジュアリーヨットのデザイナーとして活躍されていた弓削氏は、仕事で世界をめぐる中で三木浦を訪ね、透明度の高い海と歴史を物語る史跡や緑あふれる森など自然豊かな三木浦の魅力にひかれて移住されました。
そこで現地の空き家問題と観光の問題を目の当たりにし、自治会長からの協力依頼もあり三木浦元気プロジェクトを立ち上げ、地域活性化を働きかけ、三木浦ゲストハウスをはじめ、三木浦グリーンツーリズム、三木浦ヨットクラブなど体験をベースとした取組を企画し、国内をはじめ欧米を中心とした海外からも多くの方が訪れています。地元の方々も海外からの観光客への対応をはじめ地域の産品の販売など積極的に協力連携を図り三木浦の魅力発信に取り組んでいます。
講演後のディスカッションでは、入り江が入り組む尾鷲では浦々でそれぞれ特徴があり、これまではそれそれに取組がすすめられていますが、尾鷲全体としてそれぞれの魅力を活かした観光対策や受入の対応を図っていくことが必要であることが話し合われました。また弓削氏のお話しから三木浦を中心に尾鷲をヨットハーバー化するプランが挙げられ、活性化の可能性について議論されました。
地域の存続のために活性化は重要な課題であること、そのためにいかに行動を起こすか。弓削氏の取組と行動力にそのことを改めて考え見直す機会となりました。
また最後にゲストハウス内を見学させていただきました。日本家屋の魅力を活かしながらもインバウンドの方に対応した設備の設置やプロジェクト会員だけの限定スペースなど心配りと遊び心が合わさったとても魅力的なゲストハウスでした。
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2017年02月23日

尾鷲グループ2月例会

2月21日(火)19:00より尾鷲商工会議所会議室室にて尾鷲グループ2月例会を開催しました。
今回は講師に、社会福祉法人 理事長 柳誠四郎氏をお招きし、『障害者の就労を考える』をテーマにご講演いただきました。
柳氏は福祉分野に50年従事されており、1976年に尾鷲にて知的障害者の小規模作業所「ひじりの学園」の設立をはじめ、同学園を吸収した尾鷲地区広域行政事務組合立知的障害者通所授産施設「紀北作業所」の所長を務められるなど知的障害者支援を中心に活動を行ってこられました。また2001年には社会福祉法人おおすぎ・知的障碍者更生施設「れんげの里」を立ち上げ、現在は津市城山にも「城山れんげの里」を開設し活躍されています。
柳氏からは福祉社会の歴史的な背景からいまに至るまでの変遷と変化について、ノーマリゼーションの国連総会決議が大きな転機をなり、精神遅滞者はどの人口構成においてもその当然の構成員であるという考え拡がり、閉じ込めておくという風潮からオープンに障害者が持てる力を発揮できる社会へ変化していることをお話しいただきました。
また障害者は標準を決めて対応しようとしても障害特性により異なるため、その人の力をみて障害特性に合わせて指導してあげることが大切であり、企業は利益ラインをしっかりと考えた上で雇用や取組を行なわなければ、成長をつぶすことになり双方にとって良くない状態になってしまう。さらに現代の社会は生きにくくなっており、発達障害なども増加し、社会福祉はこれまで税で足りない部分を補ってきましたが、いまでは企業に負担を求めるようになっていることを指摘されました。
障害者雇用のあり方や対応をはじめ福祉に対する考え方など見直す機会になるとともに、企業はしっかりと利益を意識し、納税することがCSR活動の原点であることを再確認する場となりました。
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