2020年10月21日

尾鷲グループ10月例会

10月20日(火)19:00より尾鷲商工会議所にて尾鷲グループ10月例会を開催しました。今回は講師に特定NPO法人おわせ暮らしサポートセンター 理事長 木島恵子氏をお招きし、『おわせ暮らしサポートセンターの活動と現状』〜地域との連携〜をテーマにご講演いただきました。
今回の講演にあたっては、木島理事長から組織概要の説明をはじめ、中尾拓哉副理事長、豊田宙也副理事長、スタッフであり定住移住地域おこし協力隊・移住コンシェルジュの郷橋正成氏の4名から、それぞれが担当されている活動内容についてお話しいただきました。
おわせ暮らしサポートセンターは地域おこし協力隊の方々がそのままおわせに定住し活動するための受け皿として設立され、空き家の利活用事業や空き家の再生、関係人口づくり、移住定住の支援を行っています。理事スタッフの皆さんも地域おこし協力隊として県外から移住し、これまで定住・移住コンシェルジュとして地域の方との関係づくりをはじめ、地域の資源や魅力を発掘し、情報の発信やおわせのまちづくりに取り組んでこられました。
地域おこし協力隊としての期間を終えた後も、地元の方々とのつながりをもとに尾鷲に移り住むことを考えている方々が地域のコミュニティとつながる新しい場づくりや環境づくりに、「ふるもん市」や「土井見世ワークショップ」、シェアオフィス、交流イベントなど様々な企画を開催されています。
三重県も誘致に取り組んでいるワーケーション事業では、受入体制構築のためのモデル事業として受託が決定し、ワーケーションだけでなくバケーション・アズ・ワーク(出張の前乗りや後で付け足す仕事としての休暇)の視点も加えて、働き方だけでなくライフスタイルの改革を提案しています。
コロナ禍をきっかけに地方への移住を考える方も増加しており、問い合わせ件数も昨年までの3倍近くになっています。若い世代のファミリー層も増えており、尾鷲地域への移住定住につなげていきたいとお話しいただきました。
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2020年09月30日

尾鷲グループ9月例会

 9月29日(火)19:00より尾鷲商工会議所にて尾鷲グループ9月例会を開催しました。今回は講師に(株)デアルケ 代表取締役 岩本 修氏をお招きし、『移住』〜ゼロからの農業〜をテーマにお話しいただきました。
 愛知県大府市出身の岩本氏は、大学卒業後にアメリカに語学留学している間に両親が三重県紀北町に移住し、帰国と同時に紀北町へ移り当地での農業に光明を見出し、農業に関する知識は全くない状態ながら就農を決意しトマト事業をスタートします。農地の取得と整地から学びながらの生産と事業開始から4年ほど厳しい状況が続く中でも、特異性・希少性と品質を追求し、販売を最後まで考えた生産とマーケティング、ターゲティング、ブランディングを考えた商品開発に取り組み、現在は高い利益率を維持しています。
 農業の生産・加工・販売においてはしっかりとした戦略を持つことが重要と語る岩本氏。いかに尖るか、どこかで飛び抜けている部分で勝負することを意識し、ターゲット層を絞り、商品デザイン・ネーミングも考慮し、ストーリー性など商品をみるだけでは伝わらない背景部分を伝えることで説得力を高める取組など厳しいマーケットでは戦わないよう戦略を練って歩んでこられた事績を紹介いただきました。
 現在はトマト事業以外にも特異性・希少性の高いイチゴや食用ホオズキなどの生産をはじめ、地元の道の駅の管理運営やカフェ事業なども展開。他にも次々に新しいアイデア・発想から行動を起こし、地域の垣根を超えた連携や異業種との連携なども進行中。同じことをしているだけでは続いていかないこと意識し、常に新たなチャレンジに目を向け行動し、マーケットメイク(岩本氏造語)に向けてアプローチをされています。
 どんな時でもポジティブな視点で良いところをみる岩本氏は、人と企業がひしめく東京では目立たないことも、紀北町という地域ではクローズアップされるという利点を生かし、地域の農業の将来をはじめ地域の活性化に向けてのビジョンについてもお話しいただきました。
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2020年07月22日

尾鷲グループ7月例会

 7月21日(火)19:00より尾鷲商工会議所にて尾鷲グループ7月例会を開催いたしました。今回は講師に石渕薬品合資会社 代表社員 石淵幹人氏を講師に招き、「COVID−19の対策と医薬品よもやま話」をテーマにご講演いただき、新型コロナウイルスへの理解を深めるとともに、自社における的確な対策・対応に落とし込むためにアドバイスをいただきました。
 新型コロナウイルスについてはこれまでに様々なことがわかってきました。飛沫感染や接触感染だけでなく換気の悪い環境では咳やくしゃみなどがなくても感染(エアロゾル)もあり得ることや、全世界共通で15歳以下の子供感染は少なく致死率もほぼ0%であり、幼児からうつりにくいことなどが報告されました。また石鹸(界面活性剤)での手洗いではウイルスの不活化はできないが、予防の観点では極めて有効性が高いことが確認されています。
 日々研究がすすめられる中で、新たな事実が判明してきています。コロナウイルスは遺伝子の性質上変異しやすいことも分かってきました。新たな情報をもとに新型コロナウイルスを正しく理解し、自社での対策マニュアルやガイドラインを見直し、実態に合わせた感染予防対策を立てて日常業務を動かしていくことが大切です。
 また今回のコロナショックの影響は医療機関や薬局にも及んでいます。医療機関としても外来患者の受け入れを減らすため薬の処方も1か月分から3か月分にするなどの対応を採っています。医療機関も薬局も診察・処方における手数料が粗利となるため、回数を減らすことは収益性を下げることとなり経営に大きく影響しています。実際に医療にかかわる方からのお話をお聞きして、改めて今回の新型コロナウイルスの影響があらゆる業種に及んでいることを痛感するとともに、地域の方々の健康を守るという使命感を持って医療にかかわる現場に従事されている方々への感謝を忘れてはいけないと思いました。
 講演の後半では医薬品よもやま話として、「緑茶うがいはインフルエンザ予防に有効?」「抗インフルエンザ薬は、発症2日を過ぎてから飲んでも有効?」「血糖コントロールを強化すると脂肪が増える?」「代替療法を選択した場合のがんの生存率は?」など、薬剤師が患者さんの疑問や医師から聞かれる事柄を最新の臨床論文のデータをもとにそれぞれ解説いただきました。医学の研究が進み、今まで常識と思い込んでいたこともそうではないことが証明されているケースも多くあり、新しい情報・正しい情報を常にインプットして更新していくことの大切さを感じる時間となりました。
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2020年06月24日

尾鷲グループ6月例会

 6月23日(火)19:00より尾鷲グループ6月例会を尾鷲商工会議所にて開催しました。新型コロナウイルスの感染拡大での活動自粛を終えて、3カ月ぶりの例会となりました。
 今回はこの間、リモートワークやオンライン会議などでの利用が急速に広がった「ZOOM」について登録から実際に使ってみるまでを体験することをテーマに、ZOOMでDOYU会のファシリテーターを務めていただいている(有)クローバー総合保険事務所 代表取締役 田中大補氏を講師にオンラインで講義をしていただきました。
 田中氏からは、初めにZOOMの利用に至った経緯や、新型コロナウイルスの感染拡大により人の動きが制限される中でも活動を止めずに研修や交流が図れるメリットなど、ご自身の体験とZOOMでDOYU会の取組についてお話しいただきました。
 続いてZOOMの登録や操作方法などを説明したいただいた後、参加者が実際に自分のパソコンやタブレット・スマートフォンを使ってZOOMへの登録(サインアップ)からオンライン会議に接続するまでを体験しました。初めて利用するZOOMの登録や操作に戸惑いながらも、参加者全員がオンライン会議に接続を完了し、実際に使ってみながら操作方法についての質疑応答が行われました。
 また最後には、新型コロナウイルスの影響をはじめとした自社の近況報告や、実際にZOOMを使ってみた感想など意見交換を行いました。活動を休止していた間の互いの状況を確認し合うとともに、ZOOMをはじめとしたITツールの活用や、自然災害だけでなく今回の未知のウイルスに対してのBCP対策の必要性などを確認し、尾鷲グループでは今後の取り組みテーマとしていくこととしました。
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posted by 事務局 at 09:48| Comment(0) | 尾鷲グループ活動

2020年02月26日

尾鷲グループ2月例会

 2月25日(火)19:00より御浜町中公民館にて尾鷲グループ2月例会を開催いたしました。今回は講師にNPO法人ぷろぼのくまの 理事長 柴田哲弥氏と副理事長 佐藤聖志氏の二人をお招きし、『生きづらさを抱える若者をどう熊野で育てていくか〉をテーマにご講演いただきました。
 柴田氏は和歌山県出身で、2011年に新宮市に移住。2013年に廃校を活用した「Bookcafe kuju(ブックカフェクジュウ)」をオープンされ、ここで発達障がいや障がい者の就労の勉強会を開催したことをきっかけとして福祉の分野に関わり始め、現在はブックカフェの店主と「ぷろぼのくまの」理事長を兼務して活動されています。また佐藤氏は新宮市出身で高校卒業後に大阪で障がい者施設などでの勤務を経て地元に戻り、グループホームや訪問介護に携わる中、ご子息に障がいが見つかり障がい者支援の活動に取り組み、柴田氏との出会いをきっかけに「ぷろぼのくまの」の設立に参画し副理事長として活動されています。
 今回の例会では発達障がいを中心に障がいの区分や支援機関についての説明をはじめ、ぷろぼのくまのでの「放課後等デイサービス くまのチャレンジスクール」や「自立訓練(生活) くまのジョブトレスクール」の活動や利用者の若者への具体的な支援やその後の変化などをご紹介いただきました。現在中高生の利用者が15名と社会人4名がほぼ毎日通所しています。支援を必要とする若者は引きこもりの子が多く、ぷろぼのくまのでは支援のステージを@健康を管理する力を養うA日常生活をする力を養うB職業生活を続ける力を養うC仕事する力の4つ分け、@〜Bまでを福祉、Cを企業が担う支援と捉えて活動されています。
 統計データから人口の7.4%は何らかの障がいを持っている、またひきこもりは人口の約1%といわれており、熊野近隣の人口12万人に対してひきこもりや障がいなど何かしらの「困り感」を抱える方は1万人にも上ります。このうちA型作業所などで、最低賃金以上で働いている方は500人に留まっています。こうした背景から地域における課題は、働ける場つくることと就労につなげる支援であり、支援機関と企業が相互に協力し合うことで、障がい者の方々が働ける環境や体制をつくってことが必要であると投げかけられました。
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posted by 事務局 at 14:51| Comment(0) | 尾鷲グループ活動