2019年05月22日

尾鷲グループ5月例会

 5月21日(火)19:00より尾鷲商工会議所にて尾鷲グループ5月例会を開催しました。
 今回は講師に(株)エスト 専務取締役 坂井治美氏をお招きし、『自社製品を持たなくても自社ブランドは構築できる!!』〜ブランディング入門講座〜をテーマに、講義とワークショップを織り交ぜてお話しいただきました。
 坂井氏からは、はじめにご自身がブランディングを学ぶきっかけから、学ぶ中で中小企業こそ限られた資源を活かしていくためにブランディング必要であることを紹介いただき、ブランド構築にあたりブランドの定義を共通認識しておくために、今回は(一財)ブランドマネージャー認定協会の定義を確認し、ブランドという認識が商品・サービスにあるのではなく、それを識別する人の心の中にあることを理解し、マーケットシェアではなくマインドシェアを獲得すること、そしてプラスのブランド識別であり続ける長い取組がブランディングであることをご説明いただきました。
 また実際に自社でブランディングをすすめる上では、提供者側が考える商品・サービスなどに対するブランドアイデンティティを消費者が認識するブランドイメージとイコールにすることが重要であり、イコールにするための刺激や情報発信を行うために、ペルソナという仮想ユーザーを設定し共感ポイントを探るという手法を解説いただきました。
 このペルソナの心の中での立ち位置、競合との比較から優位な独自性・自社の強みを活かせるポジションを見つけることが、ブランドアイデンティティを考える上で重要な要素であるため、同友会をモデルにポジショニングマップ作りを体験させていただきました。
 最後にブランドづくりには社内浸透(インターナルブランディング)と社外浸透(エクスターナルブランディング)の2つがあるが、まずはしっかりと社内浸透が図られることが重要であることをご指摘いただきました。そして独自価値の最大化とそれを必要とされる方を絞り込み、会社と利用者のためにブランディングに取り組むことを呼び掛けていただきました。
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2019年03月27日

尾鷲グループ3月例会

 3月26日(火)19:00より尾鷲商工会議所にて尾鷲グループ3月例会を開催しました。今回は講師に特定非営利活動法人あいあい 副理事長 楠 珠里氏をお招きし、『みんなが輝き、主役になれる!』〜仲間の援けあいから生まれた、働き方の多様性〜をテーマにご講演いただきました。
 訪問介護・訪問看護・デイサービスをはじめショートステイやグループホームを手掛ける「あいあい」では、従業員181名のうち143名が女性と多くの方が活躍されており、また8名の役員全員と20ヶ所ある部署の責任者・管理職のうち18名が女性となっています。
 多くの方が出産や育児、親の介護などを経験され、また現在もその状況にある方も継続して勤務しており、働き続けられる働き方に柔軟性をもって対応されています。こうした働き方の多様性が生まれた背景には、組織内にある困ったときはの支え合い・援け合いのチームワークと公私を含めたコミュニケーションの良さがあります。
 出産や子育ての場合は、いつごろ復帰できるかを決めて、復帰までの期間は周りの仲間でフォローする。復帰に際しても時間の取れ具合を相談しながらパート・準社員・正社員の段階的なステップで復帰できる体制がつくられています。介護においては本来の事業活動であることから受け入れサポートできる点もメリットとして活用されています。勤務中の子ども預かりについてもサポートできる体制を整えられています。
 こうした働きやすい環境と互いに助け合い仕事を通じて自身が活躍できる場があることから、従業員が友達を誘う輪が広がりハローワークへの求人よりも多く人材が集まっています。しかし法的な規制から受入人数や施設に対して必要な人員が定められていることから人材は常に求めている状態にあります。教育活動の面では資格取得の支援も行っていますが、様々な有資格者が集まっていることから組織内で職務研修をカリキュラム化し受講できる仕組みを構築されています。カリキュラムの中には一般公開しているものもあり、地域の同業者や一般の方も参加されています。
 今後の展望においては、しばらくは事業を拡大していく計画ですすめていますが、介護事業のピークアウトを見こした準備も検討し始めています。また組織の継承においても、次代を見据えて若手男性の登用をはじめてみえます。
 働き方改革が求められる時代にあって、三重の働く女性のロールモデルとなられた楠氏と「あいあい」の取組は、企業としても参考となる点が多くあり、自社への展開を考える機会となりました。
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2019年02月27日

尾鷲グループ2月例会

2月26日(火)19:00より尾鷲商工会議所にて尾鷲グループ2月例会を開催しました。今回は報告者に北勢支部会員でもある(有)イスキナ 清水直樹社長をお迎えし、『仕事は人生を楽しむ小道具』をテーマにご報告いただきました。
(有)イスキナではリユース事業を事業ドメインとして、リサイクルトナー・インクの販売をはじめ中古パソコンの販売・プリンターレンタル、USBやモバイルバッテリーなどのノベルティ商品の提案販売、刃物研ぎ・フルハルシートの販売など多岐にわたる事業を展開されています。
創業からこれまでには上記以外にも様々な取組にチャレンジされてきましたが、お客様からのニーズを集め応えていく中で、現在の事業が確立していき、環境思考が高まる中でリユースという言葉の出会いから自社の事業ドメインが定まったことで、自社で取り組むことや自身の考えもまとまり経営における判断もスムーズになったとお話しいただきました。
同友会に入会して23年。この間に転職・創業された経緯を持つ清水氏。企業経営や経営者としてはまだまだ勉強中とされながらも、継続することの大切さや人のつながりのありがたさ、同友会の仲間1人1人が持つ知識・ノウハウとネットワークは創業からこの間の助けであり支えでもあり宝であり、同友会の魅力であると尾鷲グループの皆さんに同友会と事務局の活用を呼びかけられました。
これからの事業展開においては後期高齢者できる(しかできない)ビジネスモデルの確立にチャレンジしていくと意欲溢れる清水社長に人生の楽しみ方と元気なエネルギーをいただいた例会となりました。
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2019年01月30日

尾鷲グループ1月例会

 1月29日(火)19:00より尾鷲グループ1月例会を尾鷲商工会議所にて開催しました。今回は先月入会をされた(株)南清社 小倉社長に「Making of おわせマルシェ」をテーマに報告いただきました。
 昨年で2回目の開催となる「おわせマルシェ」。、第1回の立ち上げから関わってこられた小倉社長から開催に至るきっかけから今日までの経緯と、特に今回実行委員長として取り組んだ想いと実行委員会や開催を通じて学んだことをお話しいただきました。
 実行委員会をすすめていくあたり、第1回ではトップダウン的な組織体制だったことを改め、企業と同じく組織を作っていくためには理念が必要と企画作り以上に理念の形成に時間をかけ、共有浸透を図られました。これによりやるべきことが明確になったことで個々の目標が生まれ行動に変化が生まれます。理念を考える段階ではそれぞれの想いや見ている視点がことなるため、議論も尽きない中で、小倉社長は1つ決して否定をせずすべて肯定して受け止めることを自分のルールとされていました。自分たちで考え議論を深め、全員で確認された理念だからこそ浸透し、個々の行動へとつながっていき、出店100ブース・来場者5000人超という盛り上がりのあるイベントになったと振り返られました。
 おわせマルシェでは若者を中心に東紀州地域内外から多く参加されました。いままで若者を対象にした地域イベントがなかった尾鷲にできた新しいイベントして第3回の開催にも期待が集まっており、すでに開催に向けた準備をすすめています。小倉社長は3回までの開催でノウハウを蓄積し、次にこうした地域を盛り上げる企画を担う後輩がおわせマルシェを超えるものを創り出していくれることを期待しつつ、その時に役立つものとして引き継いでいく考えも紹介いただきました。
 これまでの活動を通じて、自分の足らざるところを知ることができた。また仲間との団結力や知っていることと実践・行動することとの差や難しさを実感することができたと話された小倉社長。こうした機会を得られたことに感謝し、学んだことをもとに自社の経営に活かし社内での落とし込み挑戦されています。
 まずは自らが変わること、そして発信することで変化も得られる気づきも情報も変わってくると笑顔で話された一言が印象に残る例会でした。
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2018年11月01日

尾鷲グループ10月例会

 10月30日(火)19:00より尾鷲商工会議所にて尾鷲グループ10月例会を開催しました。今回は講師に(株)百五総合研究所 主任研究員 津谷昭彦氏をお招きし、「東紀州地域と三重県経済の動向」をテーマにお話しいただきました。
 津谷氏からは景況指数の見方をはじめ、現在の県内景気動向や生産活動・消費動向・雇用情勢・設備投資などの指数分析から県内情勢は堅調に推移していることが説明されました。しかし今後の見通しについての経営者マインドは冷え込みを意識して下降傾向にあるもプラスが維持される見通しであることが示されました。また地域経済分析においては、地域経済分析システムRESASの紹介と東紀州地域の人口増減の推移・産業構造・生産額の多い産業などの分析結果や観光に訪れる方の観光スポットや宿泊などの行動分析などが合わせて報告されました。
 雇用情勢では冬場に求人数が増加する特徴に対して水産加工・養殖業が冬場に出荷が増える影響が求人反映されているとの見方が示されたり、派遣が集まりにくい地域であること、若者の地元離れの問題では男性は地元に残るが女性は他所で家庭を持って帰ってこないなどの問題が交わされました。特に2020年あたりから老年人口が生産年齢人口を上回るという予測を受けて、各社における今後の労働力をいかに確保していくかについて熱心な議論が交わされました。
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posted by 事務局 at 09:57| Comment(0) | 尾鷲グループ活動