2018年10月11日

中勢支部10月例会

10月11日(木)アスト津にて中勢支部10月例会を開催しました。

今回は、三重大学 青木雅生准教授のコーディネートにより、滋賀同友会から株式会社 PRO-SEED 代表取締役 青柳孝幸氏(滋賀同友会理事・北近江支部長)をお招きしました。株式会社 PRO-SEED は2001年に創業し、工場の自動化設備のシステム設計やプログラミング等を手掛けてきました。また産業オートメーションの世界的トップメーカー・シーメンス社のパートナー会社となり、シーメンスPLCのコンサルティング、システム提案、設計、施工、現場立上等を行ってきました。

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報告ではまず紆余曲折あったこれまでの経営についてお話しいただきました。青柳氏は、創業からリーマンショック後に至る時期について、会社を大きくすることやお金だけが目的の経営で、自分だけのための会社だったとふりかえります。その後2011年に同友会に入会し、経営理念、戦略、戦術を明確化し、会社を立て直します。また経営指針づくりを通して経営の目的を問い続け、「未来のエンジニアを育てる!彦根をエンジニアのまちにする!」ために経営しているのだということが明確になりました。そしてその思いを様々な人に発信することで、予期せぬ人との出会いも増加していきました。

「自分だけのため」だった会社も、「社員のため」「地域のため」へと変化してきました。仕事の内容を説明することが難しかったご自身の経験を踏まえ、社員が胸を張って「PRO-SEEDで働いてます!」といえる会社にしていきたいとの思いで、国道307号線沿いに新社屋を建設しています。また社内でロボット教室をひらき、地域の子供たちの科学への興味を育むとともに、大人から子供までが行き交う環境づくりを行っています。

グループ討論では経営の目的は社員の幸せのため、志を高く持つことが自分自身を幸福にすることが分かった等の意見が寄せられました。

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経営の目的を改めてふりかえったり考え続けたりすることの大切さを学ぶことができた、たいへん有意義な時間となりました。


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2018年09月19日

中勢支部・南勢支部 9月合同例会

 9月18日(火)18:45より中勢支部・南勢支部9月合同例会を開催しました。
今回は、(株)インターナショナル・コントリビューション 代表取締役 高岡良治氏 に『企業と外国人技能実習生』〜企業側の心構えとは〜をテーマにご報告いただきました。高岡氏は、2006年よりベトナムからの外国人研修生の受入れを始め、現在ベトナムとタイから150人ほどの外国人技能実習生を受け入れ管理する組合の代表理事を務めておられます。

 外国人技能実習制度は1960年代後半ごろから海外の現地法人などの社員教育として行われていた研修制度が評価され、1993年に制度化されました。現在、農業、建設、食品製造、繊維・衣服、機械・金属などの業種で受入が行われています。三重同友会でも外国人技能実習生を受け入れることによって、人材を確保しようという企業が増加しています。

 しかし一方で、課題や問題点も多く、逃亡やコミュニケーションの不和などが生じています。こうした課題や問題を解決するために高岡氏は「寄りそう気持ち」の大切さを強調していました。精神的なケアはもちろんですが、語学の習得に関しても企業が寄りそい盛り上げていくことが重要だと述べられました。

 政府は、今後外国人労働者を拡大させる方針を示し、2025年には50万人以上が必要だとしています。また業種も広がり、農業、建設、宿泊、介護、造船などで受け入れが進むとみられます。会員にとってはこれからの雇用や人材確保を考えるうえで重要な例会となりました。

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 報告後には、経営研究集会のキャラバン隊がPRを行いました。今年の経営研究集会は11月7日(水)に開催されます。みなさま奮ってご参加ください!!
 
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2018年08月22日

中勢支部8月例会

 8月21日(火)18:45よりアスト津にて中勢支部8月例会を開催しました。
 今回は報告者にYUKIビジネスサポート 特定社会保険労務士 前野優紀氏を迎え、『「企業ビジョン」と「評価制度」』〜働き方改革の実現と業績向上につながる評価制度とは〜をテーマにご報告いただきました。
 現在中小企業は未曽有の人材難に直面しています。人手不足は、従業員の長時間労働や残業時間の増加、経営者の業務負担増大など様々な問題を引き起こします。
 企業においては、安定した人材の採用と定着が共通の課題となっていますが、働き手は企業ビジョンへの共感とともに自分の能力を明確な基準で評価されることを望んでいます。そのためには企業ビジョンを確立するとともに、従業員それぞれの能力が給料に反映される仕組みを作ることが重要です。
 各人の能力を適正に判断し示すことができる評価制度を作ることは個別最適化を推し進め、またそのことにより本来必要である業務とそうでない業務が明確になり、適正な労働時間での業務が可能になります。
 今後、安定的な経営を実現するためには、お客に選ばれるだけでなく、従業員に選ばれることもまた必須要件となるでしょう。

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 グループ討論もたいへん白熱し、従業員と評価についての行き違いをなくすためには、経営者と従業員との普段からのコミュニケーションが重要であるなどの意見が出されました。

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2018年07月23日

中勢支部7月例会

7月17日(火)18:45よりアスト津にて中勢支部7月例会を開催しました。
 今回は、南勢支部会員の大王運輸株式会社 代表取締役 天白拓治氏に「中小企業が新卒採用を続ける理由」〜デリバリ王子ができるまで〜をテーマにご報告いただきました。


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 冷凍チルド配送で三重県の配送業界をリードする大王運輸株式会社は、継続的な新卒採用と充実した社員教育によって、多くの若手社員の定着を実現してきました。具体的には、大卒者のために陳列・在庫管理・鮮度管理・集金・発注など運送会社をこえた多様な仕事を準備し、社員自らの判断や工夫が売り上げに影響するような仕組みを作ってやりがいをもたせること。運んでいる商品の食べ比べや工場見学、三重県内の生産者と消費者を結ぶ地産地消型ネットワーク「たべねっとみえ」など、若手社員が興味をもつような研修や取り組みが紹介されました。自社の取り組みを踏まえ天白氏は、若手社員の定着には、退屈させないよう様々な試みを行い続けることが重要だと述べました。この企業で働き続けたい、と若手社員に思わせるには、仕事や研修の中で新たな発見をし続けられるような仕組み作りが必要なのではないでしょうか。

 続いて行われたバズセッションでは、「わが社の社員の離職率低下に向けての取組み」をテーマに討論を行いました。次回の中勢支部例会は8月21日(火)アスト津にて開催します。


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2018年06月20日

中勢支部6月例会・活動説明会

6月19日(火)18:45よりカリヨンプラザにて中勢支部6月例会・活動説明会を開催しました。
今回は、有限会社野瀬商店 代表取締役 野瀬岩朗氏に『社長の思いと社員の行動の真ん中に、経営指針書』をテーマにご報告いただきました。
2017年まで経営労務委員長を務めた野瀬氏は、兵庫同友会型の経営指針成分化セミナーを三重県に根付かせるべく、セミナー1期生として3年間兵庫へ通い、経営指針書を作成されました。本報告では、有限会社野瀬商店の経営指針書を事例として、経営指針書を作成することの意義や経営者がどのようなことを考えていけばよいかなどについてお話いただきました。

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「経営理念」「10年ビジョン」「経営方針」「経営計画」といった項目に沿って経営指針が紹介され、とくに「10年ビジョン」では、「何をしたいのか、しっかりと考えて絞り込む」ことの重要性を強調されていました。有限会社野瀬商店の場合は、地域づくりや地域での継承が重要なポイントとなるようです。こうありたいという未来像を描くことで、今後の方向性、やるべきことがはっきりとし、それによって自ずと意欲や行動も変化していくのではないでしょうか。

続いて行われたバズセッションでは、「経営者の思いや会社の方向性をどのように社員さんに伝えていますか」をテーマに討論を行い、オブザーバーも交え、大変白熱しました。

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中勢支部の次回7月例会は、7月17日(火)アスト津にて行います!!
posted by 事務局 at 14:44| Comment(0) | 中勢支部活動