2018年03月30日

南勢支部3月例会&活動説明会

3月28日(水)19:00より伊勢市下野工業団地組合事務所にて、南勢支部3月例会&活動説明会を開催しました。今回は報告者に(有)二軒茶餅角屋本店 代表取締役社長 鈴木成宗氏をお招きし、『私は、こうしてクラフトビール世界一になった』〜創業430年の老舗社長が、430年の永続の秘密を語る〜をテーマにお話しいただきました。
鈴木氏からは冒頭に創業から430年の歴史の中で、二軒茶餅で知られる餅事業を中心とした上で、3〜4代おきに新たな事業を起こす経営者が現われ、変革を繰り返しながらいまの形になっていることを紹介いただきました。中でも現在も続く味噌溜まり・醤油醸造の事業では古来より続く伝統的な製法を今に伝え、100年を超える醸造施設は伊勢まちかど博物館に認定されています。またクラフトビール事業は、下野工業団地に新たに新工場を建設中で7月中旬に完成が予定されており、世界を視野に新たな展開を図る拠点として準備がすすめられています。
ビール事業を始められたきっかけとして、り、ご自身が会社に入られた頃に餅事業と醸造事業に飽きていた時期であったことと、鈴木氏の幼い頃からの微生物への興味(微生物愛)や伊勢に対する郷土愛、また1番になれるならなってみたいという好奇心の3つ要素、そして大学時代に微生物研究を通じて世界との距離感が近く、常に世界一を目指すということが意識付いていたことからクラフトビール事業で世界一になるという目標設定が事業を立ち上げ当初から出来上がっていきました。
より明確な目標とするために5年という期限を決めて取り組みはじめた鈴木氏は、常に社員に世界一をとることを伝え続け、その目線やレベルを維持すべく社員を含め世界を巡り広く情報と知識を集め、商品開発に取り組まれました。そして取組から6年目で世界一の賞を受賞されます。
しかしその後世界一をとっても売れないという時代を経験されます。生産と販売の違いや品質評価と消費者ニーズの違いなどを実感し、改めて経営やマーケティング戦略などを徹底的に学び直されました。そこから製造と販売のあり方を改革し、業績も右肩上がりに成長し世界へも展開が広がっています。
最後の質疑応答の中では鈴木氏からご自身の経験を踏まえて、準備ができたら始めるのではなく、まずは明確な目標を決めて行動に移すことが大切であること、そして人脈は運ではなく、様々な人との出会いを常に自分から求めていくことと出会いを引き寄せる人としての魅力を磨くことの大切さをお話しいただきました。
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posted by 事務局 at 09:42| Comment(0) | 南勢支部活動
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