2018年02月28日

尾鷲グループ2月例会

 2月27日(火)19:00より尾鷲商工会議所にて、尾鷲グループ2月例会を開催しました。
 今回は講師に東海財務局津財務事務所 理財課長 田渕祐樹氏をお招きし、『中小企業への円滑な資金供給や経営課題の解決支援に向けた取組・施策』をテーマにお話しいただきました。
 冒頭に財務事務所の業務について説明いただいた後、地域金融機関の現状と課題について解説いただき、金融庁の指導のもと地域密着型金融への取組がすすめられる中、地域銀行の経営状況が貸出金利などの本業での収益性が低下していることや資産査定中心の健全性評価の偏重を是正し、企業の将来性を評価する事業性評価に基づく融資の促進や企業へのコンサルティングなどのサービス提供強化など対応の変化についてお話しいただきました。
 その中で紹介された経営者保証に関するガイドラインについては制度開始から3年余りが経過しつつも周知がすすんでおらず、参加者のほとんどが認識していなかったこともあり、経営者の個人保証の解除に関わることから、参加者の関心も高く多くの質問がありました。
 経営者保証に関するガイドラインの適用については、@会社と個人が明確に分離されていること、A財務状況が安定していること、B適時適切な報告がなされることが条件であること、また事業性評価においては市場性や利益性・計画性などの項目から各金融機関で事業性評価シートを作成されていますが、一番重視されるのは共通して経営者のリーダーシップや先見性といった資質であるとご説明いただきました。
 今回お話しいただきました金融機関の変化を通じて、改めてこれからの時代を生き抜く上で経営者自身の姿勢と資質と経営力が問われていることを実感する例会となりました。
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2018年02月23日

南勢支部2月例会

2月21日(水)19:00よりいせトピアにて南勢支部2月例会を開催しました。今回は報告者の山口製麺(有) 代表取締役 山口博司氏より『ビジョンは方向性の羅針盤』〜ぶれない組織を確立するために〜をテーマにご報告いただきました。
山口氏は昨年8月に入会後、自社の現状を見直し、経営改革に取り組むためにも方向性を明らかにして社員に示す必要があると感じていたことから、すぐに第2期経営指針成文化セミナーを受講されました。
山口製麺は創業から70年を迎え、地元の郷土食でもある「伊勢うどん」をメインに製造されています。近年、ご遷宮や伊勢志摩サミットを契機に「伊勢うどん」の認知と消費が地域外にも拡がる中で、お客様から届いた1通のメールが、改めて「伊勢うどん」の味と文化を守り提供し続ける大切さを実感し、会社としての今後のあり方を考えるきっかけとなりました。
「伊勢うどん」には松阪牛などのように明確な定義やルールがなく、地元においてもお店ごとの味があり、家庭においてはさらに独自の食べ方が存在します。これまで他社にはない釜上げ冷凍麺を開発し、おいしさを届けることを追求して地域での差別化を図ってきましたが、提供されるお店と地域が拡がる中で、新しい食べ方の提案や伊勢うどんにまつわるノウハウや情報を発信し、ファンの裾野の拡大を図ると同時に販売強化に取り組んでいこと今後のを方針として掲げられました。
経営指針を作成し、具体的な取組はまだまだこれからではありますが、新たな商品開発に三重大学や金融機関とも連携した取組や新しい食べ方を考えるプロジェクトチームを社員と立ち上げアイデア出し合い、どのように発信していくかを考え合うなど、次の10年を見据えた企業変革の取組をお話しいただきました。
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2018年02月06日

北勢支部2月例会

 2月1日(木)18:45より北勢支部2月例会をプラトンホテルにて開催しました。
 今回は講師に徳武産業(株)取締役会長 十河孝男氏(香川同友会会員)をお招きし、『自社の成長・発展には自社の再構築から』〜4度の業態転換、常に社員と共に仕組みを創る〜をテーマにご講演いただきました。
 十河会長からは、手袋縫製から始めた徳武産業が季節商品から年間商品の仕事確保にスリッパ製造を着手した経緯や、スリッパ製造が量産品の低価格帯であったことから学童シューズを受託し、地域の仕事としてOEM生産に移行した経緯、また安価な製造コストを求めて海外生産への流れから業態転換を迫られ、旅行用スリッパ・ルームシューズ・縫製ポーチの3つを柱にシフトするもOEM生産では委託元によって方針がひっくり返されるという経験から、新たな事業展開を模索する中で介護シューズのニーズに出会い挑戦してきた4つ転換点におけるその時々の経営者としての判断と基準や苦悩をお話しいただきました。
 現在の介護シューズでの事業領域においては、周囲からの反対の声がありながらも「損得ではなく善悪」を判断基準として業界初の片足半額の販売モデルに取り組み、今では業界の常識となっています。常に介護施設などで必要とされる方から直接ニーズの聞き取りを行ない、家族とも接点が薄くなるそうした方々へ寄り添うためにアンケートをはじめ誕生日プレゼントとメッセージを届け、身体的なサポートだけでなく心に寄り添う姿勢が多くの方に感動を与え、その御礼の手紙が徳武産業には年間2万通以上届いていることが紹介されました。
 また同友会への入会をきっかけに経営指針書の作成に取り組み、社員と向き合い目標に向かって協力し合うために日々の活動を確認できる仕組みをつくってみえます。ユーザーから届く感謝の手紙から社員は自社の活動に誇りをもち、夢と感動を届けるために社員自らが主体となって、業界の非常識に挑戦しイノベーションを図り続ける姿勢が徳武産業の風土となっています。
 講演の最後にはDVDで届いた1通の感謝のメッセージが紹介され、ユーザーからの感謝と感動の想いを共有することができました。
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posted by 事務局 at 18:52| Comment(0) | 北勢支部活動